吃音の治療法ってあるの?現代の主な治療法について

吃音の治療は主に神経内科心療内科で診る

ことが多いようです。

まずケガや病気によるどもりなのか
精神的・先天的な吃音かの検査が行われます。

そして、気になるのが実際の治療法についてですね。

・発声トレーニングや呼吸法

言語療法士が行う方法で、

発生を促すトレーニングをします。

発声訓練により、身体に発語する事を覚えさせて
自然と発言できるように医学的アプローチを入れて

トレーニングします。

また話す練習やお腹から声を出す練習をします。
その他に呼吸による治療法もあり、
呼吸が浅いことで横隔膜が上がり、

言葉がでにくくなるので
それを腹式呼吸に変えて治療する方法です。

催眠療法

吃音の人はどもりが気になり、余計に吃音が

ひどくなるケースもあります。
それに対して催眠をかけて潜在意識に働きかけます。

吃音のきっかけが幼少期のトラウマの場合もあり、
それが催眠療法で分かることもあります。

・薬物治療

精神的にストレスを抱えている方に処方されます。
吃音そのものに対するお薬というよりは、
吃音に対してのストレス、心理的負担を内服で

軽減する所でお薬が使われる事があります。

ここでいう薬物治療はどもりのせいで、

精神バランスを崩した場合の対症療法が一般的です。

 

吃音とは?いまだ???吃音のメカニズム

吃音、ドモリ症状は子供だけではなく、大人になっても出てしまいます。

症状も様々、少しどもる程度のものから、
顔がゆがんだり、第一声がなかなか出てこないといった

症状など重症のものまでいろいろです。

 

・吃音って何?生まれつき?

相手と話をしたいと思い、脳内にある内容が浮かんだとします。
そのとき、考えている事を言語化して即座に発語できるのが正常です。
しかし吃音の症状をもっている人はスムーズに発語できません。


例えばアイスと言いたい時に、ア・・ア・

と、特に最初の言葉につまります。

このように、母音を発しずらいう特徴もあります。
そのせいか、電話応対が苦手と感じている人も多いようです。

そんなドモリ症状、
先天性かどうか等、原因はまだ解ってないようです。

 

・メカニズムについて

脳内には神経のネットワークのつながりがあり、
医学的には神経部位に障害があると言われています。

しかし、原因やメカニズムについては
まだはっきりと解明できていないようです。

 

当然、現在も吃音に関する研究が進められており、

色々な治療法が試されています。

中には実際に経験した人が、吃音を研究されている

人もいます。
吃音に関してのさまざまな体験から本質が理解できて

いますから参考になりますね。